令和4年度修了生

SCC講義 Day 2 


初回は三原市役所での開催でしたが、第2回から第8回まで、三原駅前の三原市立図書館3階多目的室での開催となります。三原駅より徒歩二、三分程度とアクセスに便利な場所です。

SCC Day 2 のカリキュラムは、午前が経営戦略、午後はアカウンティングとICTでした。学習領域が大きく異なるように感じますが、これらは全てビジネスプランの策定・実践で連鎖します。
SCCは、「起業」や「社内ベンチャー」等の革新的な事業を構想し、その事業を最適なカタチで実現するための実践型講座です。最終回のプレゼン発表に向け、受講生は全員「事業計画書」を作成しピッチに挑みます。この講義で学ぶスキル・知識・経験は、ビジネスを始動(スタートアップ)するための重要な要素です。


私が担当の戦略的アカウンティングでは、簿記を理解するよりも、ビジネスフローがどのように「貸借対照表・損益計算書・キャッシュフロー計算書・資本政策表」に連動するのかの理解を深め、ビジネスモデル・フローとアカウンティングの相互連鎖を考えることに重点を置きその思考の習慣を身につけます。

アカウンティングでは受講生に下の3つの課題(宿題)を提示しました。あなたは、具体的に回答することができますか ?
簿記や会計学にとっては馴染みのない問いですが、ビジネスにとっては重要な「問い」と「解」であり、事業計画書に添付する資金・収支・キャッシュフロー計画書には極めて重要な数値となります。

課題 1 あなたが提供するプロダクトやサービスの顧客は、市場にどのくらい存在しますか?
顧客定義を具体的に言語化(定性化)した上で数値に変換(定量化)して下さい。

課題 2 あなたのプロダクトやサービスの市場規模を算定して下さい。

課題 3 あなたのプロダクトやサービスをどうやってお客さんに周知しますか?
顧客・見込み客・潜在顧客にとって最適なPR手法を3つ選定し、必要なコストを算出して下さい。

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