2023年3月、村松茜さんがスタートアップ創出シティカレッジ(SCC)を修了し、新たな挑戦をスタートさせました。
2015年に子供服のオンラインショップを立ち上げた村松さんは、マーケティングのノウハウを独学で学び、多くの人々にその情熱を伝えてきましたが、SCCでのマーケティングやマネジメントの深い学びを通じ、彼女は地元、三原の魅力に新たな可能性を見出しました。
これまで、彼女が考えていた、「ECビジネスは、現実のロケーション(場所)には影響されない」という常識をくつがえし、三原の資源を最大限に活かす新しいビジネスプランを練り上げました。その事業構想は、三原市のベンチャートライアル支援事業にも認められ、見事採択されました。
台湾出身の村松さんは、日本での活動を通じて、何度も困難や壁に直面しましたが、あきらめることなくチャレンジを続けています。今回も補助金事業の審査に必要な日本語のプレゼンテーションでは、制限時間内に終えることが苦手でしたが、何度も何度も繰り返し練習しました。その真摯な姿勢やビジネスの独自性、地域資源の活用提案によって審査員の心を掴んでいます。
彼女のビジネスコンセプトは、「子供服の提供を通じて家族の幸せを創造する」というものです。そして、その情熱は三原だけでなく、今後海外企業との連携を通じてさらに大きく広がることが期待されています。
今後の村松茜さんのさらなる飛躍に、私たちも大きな期待を寄せています。