令和6年度

SCC6年度 Day7

年始最初の講義は「夢と行動」がテーマ

新しい年のスタートにふさわしい熱量で、令和6年度「SCC Day7」が開催されました!
年始最初の講義では、実際に起業に踏み出した3名の先輩起業家が登壇。リアルな体験談や想いのこもったメッセージが、受講生たちの心を大きく動かしました。

テーマは「夢と行動」。理想を語るだけでなく、それを現実にするために何をしてきたのか――そんな“起業のリアル”を学ぶ一日となりました。

【SCC修了生 上脇さん】ビジネスアイディア「しるとむすび」誕生の裏側

最初の登壇者は、SCC修了生の上脇さん。
ご自身が構想し、現在は実際に月に一度の出店まで実現しているビジネス「しるとむすび」の立ち上げについてプレゼンされました。

構想段階での悩み、仲間からのフィードバック、思い通りにいかない日々――。決して順風満帆ではなかった道のりが、リアルな言葉で語られました。

参加者は、自分と同じ立場からスタートした上脇さんの変化に強く共感。
「やってみよう」と思える勇気をもらえた時間となりました。

【牛来さん(ソアラサービス)】「さぁ、夢への一歩を踏み出そう」

続いての講義は、ソアラサービス代表取締役・牛来(ごらい)さんによるメッセージ講話。
タイトルは、「さぁ、夢への一歩を踏み出そう」。

広島で多くの創業支援に携わり、数々の起業家を見守ってきた牛来さん。ご自身の経験と、これまでの支援実績から、「夢は言葉にして初めて動き出す」という力強いメッセージが語られました。

「完璧な準備は必要ない。小さな一歩を重ねることが、起業への近道」
という言葉に、多くの受講生が背中を押されたようでした。

【Pallete Japan 太田さん】つまみ細工を世界へ。伝統と革新の挑戦

最後の登壇は、三原市出身の起業家・太田さん(Pallete Japan 代表)。
日本の伝統工芸「つまみ細工」を活かした作品づくりを通じて、地域文化を国内外に発信する取り組みを行っておられます。

特に印象的だったのは、端材を活用したアップサイクル作品の話と、海外展開までつながった挑戦のストーリー。
「作品にストーリー性を持たせることが大切」「夢は言い続けることで、現実に近づく」
という太田さんの言葉が、多くの受講生の胸に響いたようです。

伝統を守りながらも、それを自分らしく発信していく姿に、女性受講生を中心に強い関心が寄せられました。

“夢を見る”から“行動する”へ

今回のSCC Day7では、3名の起業家から「構想」「決断」「継続」それぞれのフェーズにおけるリアルな学びを得ることができました。
いずれの講義も共通していたのは、「夢を語る勇気」「失敗を恐れない姿勢」「小さな行動の積み重ね」が、起業の鍵だということ。
年始にふさわしい前向きなエネルギーが満ちた一日でした。

次回の講義では、いよいよ最終発表へ向けての準備が本格化していきます。
自分の夢に、自分自身がワクワクできるように。ここからが本当の勝負です!

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