令和6年度

SCC6年度 Day6

令和6年度「SCC Day6」が開催されました。
今回は、年内最後の講義ということもあり、より実践的かつ多角的な視点でビジネスを考える一日となりました。

講義では、HBMSの講師をお招きし、「ビジネスリスク」「ヘルスケアとイノベーション」という現代に欠かせないテーマを深く学びました。
そして後半は恒例の「メンタリング」。受講生のビジネスアイディアにさらなる磨きをかけました。

七田先生の講義:「ビジネスリスク」との向き合い方
最初の講義は、HBMSの七田先生による「ビジネスリスク」がテーマ。
起業や事業運営においては、計画通りにいかないことの方が多いもの。だからこそ、どんなリスクがあるのかを事前に知っておき、その対処方法を考えておくことが非常に大切です。

講義では、「リスク=避けるもの」ではなく、「備えるべきもの」として捉えることの重要性が紹介されました。リスクの種類や優先順位の付け方、対応のパターンなど、実例を交えながらの解説は、受講生にとって非常に実践的な内容でした。

遠藤先生の講義:「ヘルスケアとイノベーション」

次に登壇されたのは、同じくHBMSの遠藤先生。
テーマは「ヘルスケアとイノベーション」です。高齢化が進む現代社会において、医療・健康分野のビジネスはますます重要度を増しています。

遠藤先生からは、単なる医療技術や製品開発ではなく、「人の行動変容をどう促すか」「日常にどう溶け込ませるか」といった視点が示されました。

普段あまり意識していない健康や医療の課題を、ビジネスのフィールドとしてどう捉えるか。
受講生の中には、「自分のアイディアがこの領域とつながる可能性に気づけた」という声もありました。

メンタリング:アイディアを磨き続けるプロセス

午後からは、これまでの講義や学びをふまえた「メンタリング」の時間です。
それぞれのビジネスアイディアについて、講師陣や他の受講生と対話を重ねながら、構想のブラッシュアップを行いました。

今回の講義内容(リスク、ヘルスケア)を受けて、改めて自分のアイディアに足りない視点や新たな可能性に気づいた人も多かったようです。

「まだ完成ではないけれど、前より自信を持って話せるようになった」
そんな声が聞かれるようになったことも、ここまでの大きな成長の証です。

年内の講義を終えて、いよいよ後半戦へ

Day6をもって、年内のSCC講義は一区切りとなりました。
ここまでで、ビジネスの発想、戦略、リスク、テクノロジー、地域との関わりなど、さまざまなテーマを学んできました。

そして、学びは少しずつ“自分のこと”として落とし込まれ始めています。

もちろん、まだゴールではありません。むしろ、ここからが本当の勝負どころ。
年明け以降は、いよいよ最終発表に向けた実践と仕上げのフェーズに入っていきます。

皆さん、まずはここまでの学びと挑戦、お疲れさまでした!
次回のDay7も、どうぞお楽しみに。

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