2024年、令和6年度の「SCC Day2」が無事開催されました。
今年度も、次世代のリーダーや起業家を目指す多くの参加者が集い、実りある一日となりました。
今回は、「社会起業」「経営戦略」「アントレプレナーシップ」をテーマに、さまざまな講義が行われました。それぞれの分野に精通した講師陣によるリアルな話や具体的な事例が紹介され、参加者の学びを深める機会となりました。
社会起業:社会課題に挑むビジネスの可能性
最初の講義では、「社会起業(ソーシャルアントレプレナーシップ)」について学びました。
環境問題、地域の問題など、現代社会が抱える課題をビジネスの力で解決しようという動きが広がっています。
講師からは、「利益だけを追いかける時代は終わり。今は“社会にどう貢献するか”が問われている」というメッセージがあり、多くの参加者がうなずいていました。社会起業は、志とビジネスを両立させる、新しい働き方とも言えそうです。
ワークショップでは、みんな楽しそうに発表しました。
経営戦略:ビジョンを形にする力
続いては、企業の成長に欠かせない「経営戦略」の講義です。
ビジネスを立ち上げる際や、企業を持続的に成長させるには、「戦略を立てる力」が必要です。
講義では、「目指すゴールを明確にし、そこまでの道のりを逆算して考える」という基本姿勢が紹介されました。また、「戦略とは一つの正解があるものではなく、自分たちの強みや環境に合わせて最適解を探すもの」といった視点も印象的でした。
アントレプレナーシップ:起業家精神とは何か
最後は、起業家の中心テーマとも言える「アントレプレナーシップ(起業家精神)」について。
この講義では、「なぜ起業するのか」「どんな価値を社会に届けたいのか」という“想い”を深掘りしました。
起業とは、単にビジネスを始めることではなく、何か新しい価値をつくり出す挑戦です。リスクを恐れず、変化を楽しみ、行動に移す。そんな前向きな姿勢が起業家に求められているという話に、参加者たちの表情が引き締まっていたのが印象的でした。
学びを、次のアクションへ
SCC Day2では、「知識を得る」だけでなく、「行動につなげるヒント」を多く得ることができました。
今回の学びが、これからの挑戦の背中を押してくれることを願っています。
次回のSCC Dayも、より深い学びの場になるよう準備を進めています。